このメダルは最も神聖なメダルの一つです。ベネディクト会設立1400周年を記念して1880年に承認されました。この両面メダルにはいくつかの詳細が含まれています。足元には聖杯とカラスがあり、ベネディクトが毒から奇跡的に救われたことを思い起こさせます。メダルの外縁には「ejus in obitu nostro praesentia muniamur」という言葉があり、「我々の死の時に彼の存在によって強められますように」という意味です。メダルの裏面にはいくつかの強力な祈りがイニシャルで書かれており、着用者が覚えられるようになっています。その中には「CSSML」（crux sacra sit mihi lux、「聖なる十字架が我が光でありますように」）や「NDSMD」（non draco sit mihi dux、「ドラゴンが我が導き手でありませんように」）があります。縁にはこれらのラテン語のモットーを示す文字があり、「VRSNSMV—SMQLIVB、vade retro satana, numquam suade mihi vana! sunt mala quae libas. ipse venena bibas」は「去れ、サタン！決して虚栄で私を誘惑しないで！あなたが差し出すものは悪です。毒を自分で飲みなさい！」という意味です。上部には通常「pax」（平和）があります。
